若者文化の開拓地、シンチョン(新村)
ソウル歴史博物館は、若者文化の中心地であり、ソウルの重要な副都心の1つであるシンチョン(新村)を新たな角度から振り返る「若者文化の開拓地、シンチョン(新村)」展示を10月21日(日)まで企画展示室で開催します。朝鮮時代から現代に至るまで、シンチョン(新村)の過去と現在を一挙に眺めることができるこの展示は、シンチョン(新村)という地域の変化の様相と、シンチョン(新村)を窓口として入ってきた、またはシンチョン(新村)から生み出された新しい文化について触れることができます。また、若者文化の全盛期であった1970~90年代を中心に、文学青年のたまり場でありオルタナティヴ・ミュージックの中心地で、ファッションのメッカでもあったシンチョン(新村)の姿も窺うことができます。
若者の生き方と理想と情熱が詰まっている文化のたまり場を中心に、シンチョン(新村)の各路地が記憶している若者の物語を通じてシンチョン(新村)の価値を見つめ直す良き機会となることができれば幸いです。