雲従街笠店(イップジョン)、朝鮮のカッを売る
ご挨拶
公平都市遺跡展示館は朝鮮時代の首都漢城府内の堅平坊(キョンピョンバン)から出土した16世紀の都市遺跡を元の位置に全面的に保存して造り上げた都市博物館です。<義禁府 金吾契帖>展に続く2020年初の企画展として<雲従街笠店(イップジョン)、朝鮮のカッを売る>を展示します。
財貨と人々が雲…のように集まったという雲…従街にあった [笠店(イップジョン)]と、そこで売られていた朝鮮男性の 代表的被り物の[カッ(笠子帽)]を紹介します。時代と礼法、風習に応じて様々な形と色彩で作られた朝鮮のカッを集めて展示します。公平都市遺跡展示館に保存された漢陽(ハニャン)の路地を歩きながら[笠店]の市店(シジョン)風景と朝鮮の[カッ]の格と美しさを探るソウル歴史散策となれば幸いです。