展示期間:2020年11月13日~2021年5月2日
展示場所:コンピョン(公平)都市遺跡展示館 企画展示室
担当部署:都市遺跡展示課
展示紹介
コンピョン(公平)都市遺跡展示館がある地域は、朝鮮時代のハニャン(漢陽)キョンピョンバン(堅平坊)であり、現在のチョンジンドン(清進洞)、コンピョンドン(公平洞)、インサドン(仁寺洞)一帯である。ウィグムブ(義禁府)などの様々な官庁と市場通りの店舗が位置していたため、人々が集まり、ハニャン(漢陽)で経済と文化が最も発達した場所となった。
特に、キョンピョンバン(堅平坊)には商業に従事する人々が多く、店に住みながら生業に従事する者や、近くに住居を設ける者が多かった。
今回の展示では、まずハニャン(漢陽)が首都となり、人々の住居がどのように形成されたのかを調べ、キョンピョンバン(堅平坊)家屋を通じてこの場所に住んでいた人々の生活像を浮き彫りにする。
発掘・記録資料をもとに、当時キョンピョンバン(堅平坊)に位置していた家屋の模型を制作・展示している。
また、今回の企画展では約100年間キョンピョンバン(堅平坊)にあった家屋の取引中に生産された古文書を展示・解説し、ハニャン(漢陽)で家屋が取引された過程を細かく確認することができる。
今回の企画展示と連携した特別講演も用意している。
講演は12月17∼18日の14時に行われ、新型コロナウイルス感染症によりオンライン講座も同時に開催する予定だ。