展示紹介
<プロローグ>
<1部.ハニャン(漢陽)の近代化とタプコル公園>
<2部.キョンソン(京城)の都市公園、タプコル公園>
<3部.解放されたソウルとタプコル公園>
<エピローグ>
タプコル公園の当初の造成目的は、大韓帝国期においてハニャン(漢陽)を近代化する過程の中で、人々に近代レジャー文化を提示して定着させることでした。
タプコル公園が初の都市公園と呼ばれる理由は、同時期に造成された他の公園は、居住する外国人向けにつくられたり、都心から離れた場所に造成された反面、タプコル公園は、ハニャン(漢陽)に居住する一般の人々が主な利用者であり、都心に位置していたためです。
日本による植民地時代と解放を経て、タプコル公園の外観や意味は変化しましたが、市民の誰もが憩いと余暇を楽しめる都市公園としての様相は、今も変わらず保たれています。
今回の展示が、高齢者文化を代表する場所という認識が定着したタプコル公園ではなく、都市公園としての役割と意味について学べる機会になることを願っています。