2023年ソウル-上海国際交流展
上海歴史博物館所蔵品特別展_燦然と輝く銀色の宝物 海上银珠·璀璨华光
*期間:2023年6月2日~8月27日
*場所:企画展示室B
*共同主催:ソウル歴史博物館、上海歴史博物館
* 展示内容
上海は中国の直轄市であり、太平洋側の西海岸、アジア大陸の東端、長江デルタの東端、南北の海岸線の中間地点に位置しています。元(1206~1367)の時代から清(1616~1911)の時代に至るまで、上海のある長江下流地域は、中国で非常に栄えた地域でした。近代に入って上海は巨大都市であり、最大の港町で、かつ対外交流の拠点であると同時に、中国において経済と文化の中心地の一つへと成長を遂げます。銀器は、歴史の中で上海がどのように発展したか、それを解き明かす重要な証拠品のうちの一つです。本展では、上海歴史博物館が所蔵するたくさんの素晴らしい銀器をはじめとし、関連する文献を発掘し、まとめた結果を展示しています。銀器という特別な視覚要素を通じて、遺物に秘められた上海の躍動感あふれる物語を伝え、優雅であり詩的情緒に富んだ古代上海人の暮らしと社会を再現します。さらに、近代における上海の発展と変化を視覚的に示すとともに、ひいては都市・上海の品格がどのような歴史的、文化的土壌の上に生まれたか、深く理解してもらえるよう努めました。たくさんのご声援よろしくお願いいたします。