キョンソン(京城)遊覧-1929、『ピョルゴンゴン(別乾坤)』から見たソウル
ロビー展示「キョンソン(京城)遊覧-1929、『ピョルゴンゴン(別乾坤)』から見たソウル」を開催
- ソウル歴史博物館ロビーにて6月25日(火)~7月28日(日)まで展示
- ケビョク(開闢)社および雑誌『ピョルゴンゴン(別乾坤)』を紹介
- 1929年に開催された朝鮮博覧会にあわせて企画された『ピョルゴンゴン(別乾坤)』の「大京城特集号」の内容を展示
- 『ピョルゴンゴン(別乾坤)』の「大京城特集号」(第23号)、『ケビョク(開闢)』の「京城号」、観光スタンプブックを展示
本展示では、1929年の朝鮮博覧会について紹介するとともに、当時の朝鮮に住んでいた人々の目に映った博覧会に思いを馳せる。博覧会は、日本による植民地支配の結果を美化させて広報するためのもので、多数の知識人がこれを見抜き、さまざまな文章を寄せている。
総督府は博覧会を成功させるため、観覧客のために「キョンソン(京城)遊覧」コースを開発した。『ピョルゴンゴン(別乾坤)』も、「大京城特集号」にて総督府とはまた別に独自の「キョンソン(京城)遊覧」コースを設けた。今回の展示では、遊覧コースに登場する場所の写真および関連する遺物の写真を紹介して、2つの遊覧コースを比較する。