2020年、ソウル市ヨンサン(龍山)区にあるヒョチャン(孝昌)公園の新しい名前を考える市民公募展で、ヒョチャン(孝昌)独立歴史公園、ヒョチャン(孝昌)独立公園などの名前が選定されました。ソウル市民は「ヒョチャン(孝昌)」「独立」という二つの単語がこの公園のアイデンティティを表していると考えています。その歴史的出発点は、1786年のムンヒョ(文孝)世子の死と1946年における独立運動家の遺骸奉還から始まります。「ヒョチャン(孝昌)」は5歳という幼い年齢で亡くなったムンヒョ(文孝)世子のため、父であるチョンジョ(正祖)が定めた墓の名前ですが、ヒョチャン(孝昌)の墓は移され、その名称だけが残りました。「独立」という単語は植民地支配からの解放後、ペクポム(白凡)キム・グ(金九)先生の主導でこの場所に独立運動家の墓域が作られ、代表的な追慕空間になったことと関連があります。長い歴史の時間を過ごした分、ヒョチャン(孝昌)公園は非常に多くの記憶と意味を持っています。そこで、真の意味を探すためのヒョチャン(孝昌)公園の努力が始まりました。ヒョチャン(孝昌)公園の過去と現在を紹介する今回の展示を通じて、今後進むべきヒョチャン(孝昌)公園の未来を市民の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。