チョンゲチョン(清渓川)博物館開館20周年記念特別展「チョンゲチョン(清渓川)の昼と夜」
Special Exhibition Celebrating the Cheonggyecheon Museum’s 20th Anniversary 《The Day and Night of Cheonggyecheon》 2025年5月2日(金)~10月12日(日) |
「バラック小屋が夕陽に照らされると、この秩序のない、貧困に苦しむ街も金色に光って美しく見えた。
その中に蠢いてる人間の群像が有する、躍動する生への意思と希望はますます美しく見えた。」
_キム・ソンファン
チョンゲチョン(清渓川)博物館では開館20周年を記念して、特別展「チョンゲチョン(清渓川)の昼と夜」を開催します。
今回の展示では、4コマ時事漫画『コ・バウ爺』で広く知られるキム・ソンファン画伯の描いた
チョンゲチョン(清渓川)の絵を集め、本格的に紹介する場として設けました。
キム・ソンファンの絵は1950~70年代のチョンゲチョン(清渓川)辺の風景とそこを拠り所にして生きていた
様々な人々の姿をありのままに描いています。何もかもが困窮していた時代でしたが、
「月夜になると、古びたバラック小屋にもロマンが宿る」と語っていた彼の暖かい視線を辿りながら、
チョンゲチョン(清渓川)が聞かせてくれる昼と夜の物語をお伝えします。
チョンゲチョン(清渓川)が新たな水路として我々のそばに戻ってきてから、今年で20年を迎えています。
もはやチョンゲチョン(清渓川)のバラック小屋の町も、近代化のシンボルだった高架道路も影を潜めています。
今回の展示を通じて、貧しくて苦しかったものの、あの時代を一生懸命に生き抜いた人たちに
再び向き合ってみましょう。